緩消法は、なぜ指一本で治せるんですか?

これは筋肉の構造を理解していただければ、必ずご理解いただけます。

まず筋肉についてですが、
筋肉の中に「筋束」という筋肉の束があります。
その中に「筋線維」という線維があります。
さらに、その中に「筋原線維」という線維があります。
さらにさらに、その中に「筋細線維」という線維があります。

筋線維は0.1mm、
筋原線維は0.001mmなので、

筋線維0.1mmの中に900本近くの筋原線維が入っている、ということになります。

緩消法という方法は、
筋原線維の伸縮を、筋線維の中でバラバラに動かす、バランスを崩して動かす、ということが出来る方法です。

これを起こすためにつくられた治療方法、
筋原線維をバラバラに、バランスを崩しながら動かす、伸縮させるっていうことをつくった治療方法です。

筋原線維と筋原線維の間に間質液というものがあるんですが、
そこに余計なカルシウムが溜まっているのを、移動させながら、筋肉を弛緩させるためにつくられた治療方法です。

ですから、指一本とかっていう狭い面積の範囲でないと、
筋原線維をとめることが出来ないからなんです。

だから広い面積で筋肉にアプローチをかけても、
筋原線維をとめることが出来ませんから、
指一本という形で、
狭い面積でっていう意味で、指一本という形になっています。

今、筋膜リリースとかいうのが、なんとなく流行りになってますが、

筋膜って、当たり前ですが筋肉の中の一部分にあります。

筋膜自体が、緊張するっていうことはありませんので、
硬くなるってことはありませんので、
硬くなってる部分は先ほどの間質液という部分です。

ですので、

筋肉自体を全体的にやわらかくしてしまえば、
当然、筋膜も、やわらかくなりますし、

癒着(筋膜と筋膜がくっついてるっていう癒着)も当然、カルシウムでくっついているので、
これを移動させることが出来ますから、癒着も外れます。

今世の中に出ている筋膜リリースで、多少はよくなるかもしれないですけど

治るわけではないです。

緩消法という方法をつかうと、筋膜まで当然やわらかく出来ますから、

指一本の狭い面積でアプローチすることによって治すことができます。

逆に言うと、指一本の狭い面積じゃないと、治せないんです。ってことです。