緩消法で筋肉を軟らかくしても、骨格の歪みを改善しないと治らないのでは!?

骨盤が歪んでいるから腰痛になっているなど、
看板に出したりとか、
ホームページに出したりとかしている治療院が沢山あります。

骨盤が歪む「からくり」をお伝えします。

まず、腰という場所の筋肉が固まると、
筋肉というのは硬くなっている時には縮む力が働きます。

縮む力が働いてしまうので、
骨盤の中の腸骨という骨が、上に引っ張られてズレてしまいます。

ズレた時に、仙腸関節上にある筋肉群が、ズレないように固める、という力が働きます。

固めてるっていうことは、筋肉が固まると痛みがありますから、痛いわけですね。

で、どういう手段でもいいですけど、
骨を少しでも戻すということをすれば、
この筋肉、一回固まってるのが緩むので、
痛みがラクになったりするわけです。

でも根本の腰の中の筋肉が硬いままだと、
骨をズラしっぱなしですから、当然また骨をズラす力が働くので、
骨盤が歪む、ということになります。

だから、骨盤が歪んでいるから何か体に症状が起きているわけではなくて、
筋肉が固まっているから骨盤が歪んでいるんです。

このことを、御理解いただけない方もね、中には居るんです。

なので、こういうお話をさせてもらうとわかるんですけど、
昔のお年寄りの方達っていうのは、腰がこのように曲がっていたんですが、
身長が縮んでしかも腰が曲がっているのは何故かというと、

身長が縮む理由は、腰椎や胸椎、わかり易く言うと背骨なんですが、

背骨は一個一個四角いんですけど、
圧迫骨折って言って、ぐしゃっ、ぐしゃって潰れちゃうんですね。

この圧迫骨折、わかり易く言うと、背骨がボロボロだってことなんですよ。骨折だらけで。

椎間板がもう殆ど減って無くなってってまして、
前かがみに変形、奇形状態までになってくるんですけど、痛がってたでしょうか?
てことなんです。

畑仕事やったり、家事やったりしてたじゃないですか。

背骨の部分、背中を見ると、骨折だらけですから、飛び出てる骨もあれば引っ込んでる骨もあるわけです。

こんな状態でも、平気な顔して畑仕事やってるわけです。

では何故、畑仕事を平気な顔して出来てたかというと、
筋肉のやわらかい人は、骨がどんな状態になっていても、痛みはないということなんです。

現代では、腰曲がっている人は少なくなりましたけど、
体がどんなにまっすぐでも筋肉が硬い人は痛いです。

だから、背骨や骨格が歪んでいるということと、筋肉が硬い、っていうのは、イコールではないんです。

骨や骨格が歪んだから筋肉が固まっていくわけではなくて、
筋肉が固まってるから骨を引っ張って、歪ませている、が正しい答えになります。

まず、背骨や骨格が歪んでいて、「科学的に」何か症状が出るとしたら、逆に教えていただきたいです。

そんなエビデンスがとれたものが無いということなんです。

で、無いものを信じていても、失礼な言い方すると、
嘘を信じていても、患者さんを治せませんので、

まずは筋肉に問題があって、
筋肉が緊張するから骨を歪ませている、
頚椎をズラしている、
腰椎をズラしている、
骨盤を歪ませている、と考えていただくと、腑に落ちると思います。