五十肩の対策

腰でしたら、サポーターで固定してしまえば、

硬くなった筋肉は動かされない状態になるので、痛みを弱めることができます。

 

しかし、日常生活の動作を考えると、肩を完全固定してしまうことは難しいですよね。

通常とれる対策についてお話します。

 

実はほうっておくと痛みが治まる方が多いようです。

しかし、痛み出す前よりも可動域は狭くなります。

温めるのはやらないよりはいい方法です。悪化を遅くすることができます。

あまりにも悪化した場合でしたら、手術で石灰化した部分を取り除く方法もありますが、

予後はあまりよくないようです。

 

では、どうしたらよくなるのでしょうか?

まず揉む方法は、その時に軽化してもだんだんと悪化します。

最近は注射もテレビでよく見ますよね。

じつは、その時だけ筋膜のすべりをよくするものなんです。ただ、内側に直接はたらきかけるので状態によっては高い効果を感じるかもしれません。しかし、痛みの原因にはたらきかけるわけではないので、戻ってしまいます。

 

最初のほうで、筋肉が硬くなることが原因だと申し上げました。

つまり、軟らかく戻すことができれば、痛みはおさまっていくわけです。

それができる治療法が緩消法です。

 

石灰化した筋肉というのは、ほんとうに骨のように硬くなっています。

時間はかかりますが、少しずつでも症状を減らすことができるので、

ぜひ、治療院へ通ってみてください。

 

最後に、デスクワークの方は、日頃から15分おきくらいで動かして、

固まりにくくする工夫をしましょう。