長引く痛みって、脳の勘違いや誤動作?

テレビの見すぎのためか、長引く痛みは、脳の勘違い、脳の誤動作、または長期に渡り脳へ痛みの信号が送られ、痛みが記憶されている場合があると思っている方が多くいらっしゃいます。

まず、基本的な話をします。

脳の記憶と痛みについての、科学的証明がありません。

科学的証明、つまりエビデンスがありません。

脳に痛みの記憶はありません。

なぜ、脳に痛みの記憶がある、脳の誤作動みたいな話になるかというと、
足が切断されてしまった方が、
足の親指なんて無いのに、
足の親指が痛い、って感じるっていうふうに。

怪我をした場所、
神経が切れた場所、
ていう所なんですけど、
脳は電気信号で痛みを捉えてますので、

例えば、
切断をした場所の、神経が切断された場所の周辺で何かが、
神経に電気が発生する動作、
神経がどういう形かで、不規則に動く、何か余計な力がかかる、
という時に、電気信号が飛ぶんですよ。

電気発生しますから。

たまたまその電気信号を発生させたのが、
足の親指からきた電気信号と同じ信号が脳に届けば、
親指が痛いと感じているだけなんです。

そして、これは体の色々な部位で実験するとそれは体験してもらえるんですけど、
そういう方と五体満足の方を同じにしてるんです。

科学的証明が無いんです。

だから、忘れてください。脳の誤作動みたいな話は。