筋肉が縮むことによって
骨がズレることはありますが、
骨がズレても、
そのこと自体で痛くなることはありません。
90度近いくらい腰が曲がっていながら、
スタスタ歩いている老人は
「腰はまったく痛くない」
と言っています。
たとえ腰が変形していても、
筋肉に問題がなければ腰痛にはならないわけです。
仮に、
腰痛で苦しんでいる人に対して、
「体のゆがみを戻して痛みはそのまま残っている」
もしくは
「体のゆがみはそのままで痛みが消える」
どちらがいいかを
考えてもらえば、
ほとんどすべての人が後者を選択するはずです。
腰痛とは
それくらいツライものだからです。
誤った常識ともいえる骨のことは、
いったん忘れてください。
なぜなら、
筋肉の問題を無くしてしまえば、
痛みは取れるし、
周辺の骨も正しい状態に戻っていくからです。