「腰」というのは、どこの部分だと思いますか?
この質問に対する回答は、人によってバラバラです。
解剖学的には、
腰椎周辺の背部のことを指すので、
肋骨(あばら骨)の下から
腸骨(骨盤)の上までの
5㎝~10㎝の範囲ということになります。
実は、
痛みなどの症状が
「腸骨より上にあるのか」
「または下にあるのか」
の違いで、腰痛のタイプは分けられます。
腸骨より上の場合は、
緩消法で10分もあれば痛みが消えてしまう
とても症状の軽い腰痛になります。
ただし、
痛みを我慢して無理をしたり、
痛み止めの薬を飲んだり、
湿布を貼ったりなど、
痛みをごまかしながら無理することで、
筋肉の線維はブチブチ切れてしまい、
「軽い腰痛」であっても「慢性化」してしまいます。
「慢性化」すれば、
治療に時間を要すため、
慢性化をしないように、
痛みがあるときは、
できるだけ無理しないことが重要です。
一方、
腸骨より下の痛みの場合は、
時間を多く要しますが、
腰の筋肉が硬くなり、
血行不良が起こっていることが原因ですので、
これについても
もちろん
緩消法で痛みを無くすことができます。