痛みについて、覚えておいて欲しいこと

痛みの原因は筋肉の緊張ですよ、っていうことなんですが、
筋肉は、肩こった時に触ってみたりすると分かると思うんですけど、
硬くなってると思うんですね。

これが筋肉の緊張です。

で、
筋肉の緊張、硬くなっている時っていうのは、
縮む力が働きますので、
筋肉の中に血管が通ってるんですが、血管を潰してしまうんです。

で、
血液の流れが悪くなるので、
痛くなったりしびれたり、冷えたりしています。
覚えておいていただきたいのは、
筋肉が硬くなると痛みが出るんだって
覚えておいてください。
もしくは、何故だか分からないけど痛いなあーっていう時は、

その場所を触ると、筋肉が硬い、これを覚えておいてください。

 

筋肉が硬くなると痛くなる、
何故か分からないけど痛い時には、
その場所を触ると筋肉が硬いっていうふうにね、覚えておいてください。

これを覚えると、変な整体院などに無理矢理通わされ続けるなど、騙されないようになります。

デスクワークなど同じ姿勢を続けると、筋肉が硬くなってしまう理由

腰痛の原因は筋肉が硬いからです。

そして、
筋肉が硬くなる一番の原因は

デスクワークなど、
長時間同じ姿勢を続けることです。

「なんで?筋肉を使わないのに硬くなるの?」と聞かれることがありますが、

これは寝たきりの人を考えるとわかりやすいです。

そもそも、
心臓で全身の血液を循環させてると思ってる方多いかもしれないですが、
送るほうは心臓で正解なんですが、戻す方は筋肉を使ってるんです。

立ってる状態で人間の足先から心臓へは、
心臓のポンプだけでは戻れなんで、筋肉のポンプをつかってるんです。

で、
動かない筋肉、動かせられない筋肉ができてしまうと、
その筋肉のポンプ運動が機能しなくなってくるんです。

その結果、
老廃物(細胞が代謝したもの)だとか、
伸縮で必要とするカルシウムがうまく排出できずに、
老廃物とカルシウムがくっついて硬くなってくるんです。

ゲル化、っていうんです。

その状態になってきて硬くなってきて、
結局カルシウムだらけになってくると、
カチカチに筋肉が硬くなってくるんです。

動かさないと硬くなるというのはそういう感じの流れになります。

筋肉が緊張する(硬くなる)原因

筋肉が緊張する原因は、大きく分けて3つあります。

一つ目は、
筋力以上に動かした時、
よく言う筋肉痛の状態で硬くはなります。
ただそれは三日、一週間、安静に無理して動かさなければ軟らかくなってくるんで、
多分それは困った話ではありません。

二つ目は、
全く動かさないと、硬くなります。
脳梗塞の方とか、
寝たきりになっちゃった状態の方が、
二ヶ月ぐらい全く動かなくなると、体が(筋肉が)どんどん固まってきます。
筋拘縮、などと言ったりします。

三つ目は、
筋肉が緊張する時に、縮む力が働くんで、縮む力が働くと骨を引っ張るんです。
骨を引っ張られた場所の、筋肉とか靭帯が引っ張られたままになるから、
戻る力をずっと働かせるんです。
だから力瘤に力入れてるような状態を、続かせると硬くなってきます。
だから骨がズレてても、筋肉は緊張する、ということです。
ただ、ズレた骨や骨盤を戻しただけでは軟らかくならないので、
骨盤矯正で腰痛が治るわけではありません。

腰痛はなぜ筋肉から痛みが出ているのか?

体幹の中でも、
首の下からお臍の下までは、
太い血管は筋肉の中を通りません。

しかし、背骨の内側、
つまりお腹側のほうについては、
(首の下からお臍の下を)外れると全部筋肉の中を通っています。

だから筋肉が硬くなるということは、
血管を潰すっていうことなんです。

体が痛くなってる時は
血管を潰してるってことです

それで血流が悪くなって、
簡単に言えば酸素不足で痛みが出ているんです。

これが痛みの原因で、
筋肉が緊張、つまり筋肉が硬くなってる、ことによって起こってるんです。

わかり易く言うと、
肩こりの時、触ってみると硬いですよね。

あれが筋肉の緊張です。
だからあの硬くなっている筋肉が軟らかくなれば、肩こりでは無いということです。

簡単に言えばそういうことなんです。

古傷の痛みについて

古傷の痛みについてお伝えしたいと思います。

 

よく、怪我を何年前かに、何十年前かにして、寒くなると痛くなるとか、
怪我をした後ちょっと体が変形したまま残っちゃってるとか、
こういう古傷が痛むですとか
ちょっとした後遺症の原因が何故起きてくるかっていうのを、
ここではお伝えしたいと思います。

筋肉が傷付いた場合、
怪我をした、手術とかも同じなんですが、
傷を付けてしまうと、どうなってくかっていうのも、わかり易くお伝えしたいと思います。

まず筋肉の構造を簡単にお話します。

筋肉という物があって、筋束というね、筋肉の束があります。

で、筋線維があって

筋原線維があって、

筋細線維っていうふうになっています。

ワイヤーみたいに、線維が束になってるのが筋肉ということになります。

この中の筋原線維の周りに、
筋小胞体というカルシウムを入れている袋があるんです。

で、筋肉というのは、体を動かすことにより、
これは筋肉にカルシウムが、筋細線維というとこにカルシウムがくっついたら縮んで、反対側の場所にカルシウムがくっついて、こっちのカルシウムが離れると戻る、というふうに、これをもう淡々と繰り返してます。

そうやって体は動いてるんですが、
傷が付いてしまうと、筋肉に傷が付いてしまうと、
この筋小胞体っていうカルシウムの袋が破けてカルシウムが出てしまうので、

その出たところの、筋細線維のところの筋肉っていうのは、
みんなキュッと縮んでしまいます。

縮む力が働くので。

で、こうやってカルシウムっていう物質で、

筋肉を縮めたり伸ばしたりしているっていうふうに、まあ伸ばすというかね、
離して元に戻すっていうふうにしているっていうふうに、理解をしてください。

では、何故古傷が残るか、

一度固まった筋肉が軟らかくならないまま固まって、
変形したままでいるから、っていうことなんですね。

で、筋肉の線維が切れた時に、さっき筋小胞体っていう袋が破けて、カルシウムがドバっと出ると言いました。

これカルシウムがドバっと出るんですけど、筋肉の線維切れてますので、治すためにいずれにしてもカルシウムっていう物質ね、筋肉の線維の周りに集まっていて動かないようにしている、このカルシウムが固めてる中で、筋肉の線維がくっついてカルシウムというのが抜けて、筋肉の線維がくっついてる状態になって元に戻るというふうになってるんです。

で、筋肉の線維がくっつくのに大体三週間かかります。カルシウムが抜けきるまでに二ヶ月、といわれています。

こうやって体の傷を治しながら、わたし達は生活したり体動かしたりしてるわけです。

で、古傷が何故残るかって事なんですが、筋肉の線維が切れますね。切れてカルシウムが入る、で、カルシウムが入った状態の時に、筋肉の線維たくさん切れた場合には当然カルシウムがたくさん入るわけですね。

小さい傷であっても、この傷付いて固めてる筋肉の周りは動かしづらくなります。固まってますから。だから痛いわけですよ、通常は。

固まってるわけですから痛いんですけど、伸ばしたら痛い、っていうのが通常です。筋肉を伸ばすと痛い。傷付いてるのでね、伸ばすと痛い。

で、この伸ばすと痛いからといって、痛み止めをつかってしまったり、まあ無理に痛いの我慢してスポーツとかしていると、この固まってる筋肉の外側、カルシウムで固まってる筋肉の外側の、固まってる筋肉達がまた筋肉の線維切れちゃうんですね。硬いの無理に引っ張るので。

で、またカルシウムっていう物質が入って、固めて、またちょっと切れる、固めて切れるっていうのを繰り返してしまうと、大体5mm以上のカルシウムの固まりが出来てくると、抜けなくなってしまいます。筋肉の中で。

この抜けなくなって残っている状態が、古傷なんですね。古傷です。

ほんとうに傷付いた筋肉のところにカルシウムが溜まっていて、傷跡が残っているということです。まあカルシウムが溜まってるっていうことなんです。

で、同じようにこの後遺症、大きな怪我をした時に筋肉が縮んだまま、うまく伸びないんですよ、っていう方もいらっしゃいます。こういう場合も同じで、カルシウムがたくさん溜まっているので、縮んだままになってしまっているので、伸びなくなったりします。

ですから、この筋肉の中から傷が付いた場合は、最終的にカルシウムっていう物質をしっかり外に排出、出すっということが大事になります。

このカルシウムを外に出す、っていうことを出来るようになったのが、緩消法という治療方法で、

カルシウムを、筋肉の中にあるカルシウムを外に、
余計な物は外に出したりとか、
筋肉の中を別の場所に移動させたりっていうね、
こういう事が出来る治療方法が出来ていますので、

古傷が痛くて困ってる方、
寒くなると痛くなるとか、
気圧の変わり目に痛くなるとか、

こういうのはみなさん傷が残ってる方たちなので、

是非このカルシウム、傷ですね、治していただいて、

こう寒くなって痛くなるとか、
気候の変わり目、
気圧の変わり目で痛くなどの不快な症状を取っていただきたいと思います。

もう一度言いますね。

傷が付いてる場所にはカルシウムが溜まっていて、このカルシウムが抜けない限りは傷跡として残りますので、必ず古傷が痛むという状態になってしまいます。

大事なことは、この筋肉の中にあるカルシウムっていうのを抜いてしまうことですね。余計な分を、外に出してしまうってことが大事になりますので、これが2007年に緩消法、っていう治療方法で出来るようになりました。

古傷が痛くて困ってる方、
特に激しいスポーツをされた方なんか、
もう必ずと言っていいほど、古傷が痛むっていう状態はあると思いますので、

この緩消法という治療方法を行えば、何十年も古傷が痛くて辛かった痛みも消えてしまいますので、是非受けていただければと思います。

痛みとストレス

ストレスが多いと痛みが出るという話をよく耳にします。

これについて説明します。

まず下の「筋肉の硬さ度合いと痛みの関係」についてご理解ください。

硬さレベル0⇒無緊張状態 痛みは全くない
硬さレベル1
硬さレベル2
硬さレベル3⇒腕の力こぶの硬さ 痛みはない
硬さレベル4
硬さレベル5⇒痛みを感じる(血行不良が起きる)
硬さレベル6
硬さレベル7⇒毎日痛い
硬さレベル8
硬さレベル9
硬さレベル10⇒もっとも硬い

もしあなたの腰の筋肉の硬さレベルが、
「4.5」だとすると、

ストレスがかかることで、血管が縮み、硬さレベルが1ポイントUPします。

したがって、筋肉の硬さレベルが「5.5」になりますので、

痛みが出るというのは当たり前です。

ストレス無くしたら痛みが消えたって人がいるのも当たり前の話です。

ですので、あなたの筋肉の硬さレベルが常に3とかにいるのであれば、
ストレスがかかっても痛みは起こりません。

長引く痛みって、脳の勘違いや誤動作?

テレビの見すぎのためか、長引く痛みは、脳の勘違い、脳の誤動作、または長期に渡り脳へ痛みの信号が送られ、痛みが記憶されている場合があると思っている方が多くいらっしゃいます。

まず、基本的な話をします。

脳の記憶と痛みについての、科学的証明がありません。

科学的証明、つまりエビデンスがありません。

脳に痛みの記憶はありません。

なぜ、脳に痛みの記憶がある、脳の誤作動みたいな話になるかというと、
足が切断されてしまった方が、
足の親指なんて無いのに、
足の親指が痛い、って感じるっていうふうに。

怪我をした場所、
神経が切れた場所、
ていう所なんですけど、
脳は電気信号で痛みを捉えてますので、

例えば、
切断をした場所の、神経が切断された場所の周辺で何かが、
神経に電気が発生する動作、
神経がどういう形かで、不規則に動く、何か余計な力がかかる、
という時に、電気信号が飛ぶんですよ。

電気発生しますから。

たまたまその電気信号を発生させたのが、
足の親指からきた電気信号と同じ信号が脳に届けば、
親指が痛いと感じているだけなんです。

そして、これは体の色々な部位で実験するとそれは体験してもらえるんですけど、
そういう方と五体満足の方を同じにしてるんです。

科学的証明が無いんです。

だから、忘れてください。脳の誤作動みたいな話は。

どうやって痛みを感じるの?

ANSWER

神経の先から”痛み”信号を送り、脳で感じます。

Traffic lights against the sky is lit red

“痛み”は、神経の先っぽで電気が発生し、それが脳に伝わることで感じます。

例えば“腰痛”の場合、腰の筋肉に埋め込まれている“神経の先っぽ”付近に何か異常があるため、電気信号が発生し、脳に伝わります。

ここで大事なのは神経の“先っぽ”で痛みの信号が発生するということです。

したがって、神経の途中が圧迫されても痛みは起こりません。ですのでMRIを撮って、ヘルニアで椎間板が飛び出して神経を圧迫されていたとしても、痛みとは全く関係がありません。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の手術をしても痛みや痺れが消えない理由は、痛みや痺れと無関係な手術であるためなのです。

そもそも体の痛みって?(必ず読んでください)

 

ANSWER

筋肉の緊張で起こります

Sport boy

秘密の話をします。数百万の価値がある話です。

それは、

体の“痛み”の原因は「筋肉の緊張」である という秘密です。(※厳密にいうと急性痛を除くいわゆる「肩こり」「腰痛」など慢性の“痛み”のことです。)

もっと簡単に言うと、“痛いのは筋肉が硬いから” ということです。

この秘密にたどり着くまで、色んな施術方法を学び、数百万のお金を費やしました。それでもたどり着きませんでした。

本を何十冊も読んだり、ネットで調べ続けても、長い間ずっとたどり着けなかった秘密です。

整体師やカイロプラクターなどなど治療家と呼ばれる人は数多くいますが、これを本当に知っている方はほぼいません。それは、治療院に行っても、痛みをなくす方法を誰も知らないということです。

簿記の知識がなくても、小さなお店の経理はできますが、

大きな会社の経理はできません。

同じように、

痛みの原因がわからなくても、軽い肩こりや腰痛は治せるかもしれませんが、

それ以上の痛みは無くせません。

整体で1回の治療で治る人もいれば、

一方で、1年以上通ってるのに痛みがずっと治らない方もいらっしゃるのは、

多くの場合、原因が分からないまま治療を続けているからです。

厳密には急性痛を除く、「肩こり」「腰痛」「ヒザ痛」などの慢性痛に関しては筋肉の緊張が原因で痛みが起こります。

ここで大事なのは、骨盤の歪みや年齢などは“痛みとは関係がない”ということです。

腰の痛みを取るために、毎週骨盤を整えに通ってる方がいらっしゃいますが、どれだけ通っても一生痛みは根本的に消えません

※注意

緊張した筋肉を 揉んだり たたいたり 引っ張ったり しても筋肉の緊張を解消することはできません。更に痛みが悪化します。